IndexNowとは?使い方と設定手順、Bingへの通知で分かること

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IndexNowとは?使い方と設定手順、Bingへの通知で分かること

IndexNowは更新したURLをBingなどへ知らせる仕組みです。Microsoftは検索とAI回答の情報を新しく保つ手段として案内しています。既存連携の確認、キーの設置、送信、応答コードの読み方と、通知後にAI表示を確かめる方法を説明します。

IndexNowは、追加・更新・削除したページのURLを、Bingなどの検索エンジンへ知らせる仕組みです。 MicrosoftはBingの検索とAIの回答で情報を新しく保つ手段として案内しています。ただし、通知は取得のきっかけであり、掲載やAIの回答での引用を約束するものではありません。[1][3]

料金や在庫を変えた後、BingのAI回答に古い情報が残らないか気になる。そんなサイト運営者向けに、IndexNowの意味、設定の進め方、通知後に確かめることを説明します。確認日は2026年9月23日です。

IndexNowとは:更新したURLを検索エンジンへ知らせる仕組み

IndexNowでサイトから送るのは「変わったページの場所(URL)」です。 ページの本文や価格の数値そのものを送るわけではありません。[1]

通知を受けた検索エンジンは、そのページを読みに行くか、検索結果に載せるかを自分で判断します。公式FAQも、送信しても直ちにインデックスされる保証はないと説明しています。[2]

左から右への3段の流れ図。サイトが更新したページのURLだけを送り(本文や価格の値は送らない)、検索エンジンが受け取り、ページを読みに行くか・検索結果に載せるかを検索エンジンが判断する。最後の段に「掲載の保証ではない」と注記

IndexNowに参加している受付先の一つへ送ると、ほかの参加検索エンジンにも共有されます。Bingの受付先は https://www.bing.com/indexnow です。[2]

参照した公式FAQの参加先一覧に、Googleは載っていません。Google向けには、これまでどおりサイトマップを使います。IndexNowの公式FAQも、IndexNowとサイトマップの併用を勧めています。[2]

通知する場面 例(説明用のマグカップの商品ページ)
ページを追加した 新商品のページを公開した
ページを更新した 在庫を「在庫なし」から「在庫あり」に変えた
ページを削除した 販売終了でページが404または410を返すようになった

出典:[2]の通知対象を、当社が架空の例で整理

IndexNowとBingのAI回答の関係

Microsoftは2026年2月、IndexNowを、検索とAIの回答で情報を新しく保つための通知手段と説明しました。[3]

この説明は、Bing Webmaster ToolsのAI Performanceというレポートを公開した記事の中にあります。Bing Webmaster Toolsは、自社サイトがBingでどう扱われているかを確かめる、サイト管理者向けの無料の管理画面です。

記事では、正確で新しい内容はAIの回答に含まれ、引用されるうえで重要だとしています。そのうえで、IndexNowは追加・更新・削除を参加検索エンジンへ知らせ、AIのシステムがページの最新の版を参照する助けになると説明しています。[3]

つまり、IndexNowは「更新したので、新しい版を読んでほしい」と早く伝える手段です。

左右に分けた対比図。左は「IndexNowがすること」として、更新したページについて新しい版を読んでほしいと伝える様子。右は「言えないこと」として、AI回答に必ず引用される、何分・何日で回答が変わる、Bing以外のAIにも同じように効く、の3点に×印

一方で、次のことは言えません。

  • 通知すれば、BingのAI回答に必ず引用される
  • 通知から何分・何日で回答が変わる
  • Bing以外のAIサービスにも同じように効く

反映の時期は公開されていません。この説明はBingとその提携先の話で、ほかのAIサービスの仕組みとは分けて考えます。

IndexNowの設定前に既存のCMS連携を確かめる

自分でキーを置く前に、使っているCMS・ホスティング・SEOプラグイン・CDNにIndexNowの機能があるかを確かめます。

CMSは、ページを作って公開するための管理システムです。公式FAQによると、WordPress、Shopify、Wix、Joomla!、Drupalなどが、標準機能やプラグインで対応しています。CDNではCloudflareが対応しています。[2]

連携が自動で通知してくれる構成なら、キーの作成や送信を自分で行う必要はありません。[2]

判断の分岐図。まず使っているCMS・ホスティング・SEOプラグイン・CDNにIndexNowの機能があるかを公式ヘルプで確かめる。ある場合は連携に通知を任せ、手動送信を重ねない。ない場合は、ファイルを公開できる保守担当者が手動設定へ進む

  1. 使っているサービスの公式ヘルプで「IndexNow」を検索します。
  2. 標準機能か、追加のプラグインが必要かを確かめます。
  3. すでに有効なら、どのページの変更が送られ、どんな応答だったかの記録があるかを見ます。

設定画面の場所はサービスごとに違います。連携がすでに動いているのに手動送信を重ねると、同じURLを何度も送ることになります。どちらで通知するかを先に決めておきます。

連携がなく、サイトにファイルを公開できる場合は、次の手動設定へ進みます。ファイルの公開やコマンドの実行は、サイトの保守担当者が行います。

IndexNowのキーを置いてURLを送る

手動の場合は、キーを作って同名のテキストファイルをサイトの直下に公開し、変更したURLを送ります。

キーは、そのサイトを管理しているのが送信者だと検索エンジンが確かめるための文字列です。8〜128文字で、英字・数字・ハイフンが使えます。[1]

左から右への4ステップの手順図(説明用の例)。1 キーを作る、2 キーと同じ名前の .txt をサイトの直下に公開、3 ログインせずに開きキーだけ表示されるか確認、4 変更したURLを送る。最後に応答200は受付、202はキーの確認待ちで、どちらも掲載完了ではないと注記

  1. キーを作ります。 例として 0123456789abcdef0123456789abcdef を使います。実際には自社用に新しく作ります。
  2. テキストファイルを作ります。 ファイル名は キー.txt、中身はキーだけにし、UTF-8で保存します。[1]
  3. サイトの直下に公開します。 例は https://www.example.com/0123456789abcdef0123456789abcdef.txt です。[1]
  4. ログインせずに開きます。 ブラウザでキーだけが表示されれば準備完了です。[2]

www.example.com と shop.example.com は別のホストとして扱われ、それぞれにキーのファイルが必要です。[2]

次に、変更したURLをJSON(項目名と値を組にして書くデータ形式)にまとめます。以下は説明用の例です。[1]

{
  "host": "www.example.com",
  "key": "0123456789abcdef0123456789abcdef",
  "urlList": [
    "https://www.example.com/products/mug-001"
  ]
}

host にはホスト名だけを、urlList には https:// から始まる完全なURLを入れます。1回の送信で10,000件まで送れます。[1]

保守担当者は、このJSONを indexnow.json として保存し、次のコマンドでBingの受付先へ送ります。curlは、コマンドからWebへデータを送る道具です。実行すると外部へ通知されるため、説明用の値のまま実行しないでください。

curl -i -X POST 'https://www.bing.com/indexnow' \
  -H 'Content-Type: application/json; charset=utf-8' \
  --data-binary '@indexnow.json'

変更のないURLを毎日すべて送り直すことは避けます。同じURLは意味のある変更があったときだけ送り、送り直す場合も5分以上空けます。[2]

応答コードの意味

200は受付、202はキーの確認待ちです。どちらも検索結果やAI回答への掲載完了ではありません。[1]

応答コード 意味 次にすること
200 URLを受け付けた 送信日時・URL・コードを記録する
202 受信し、キーの確認待ち 確認完了とは記録しない
400 形式が正しくない JSONの形と項目名を見直す
403 キーが無効 ファイルの公開状態と中身を確かめる
422 URLがホストに属さない、またはキーの形式が合わない hostとURLのホストをそろえる
429 送信が多すぎる Retry-Afterの時間を待ち、頻度を下げる

出典:[1][2]を当社が表に整理

通知後にBingのAI表示を確かめる

BingのAI回答で自社ページが引用されたかは、Bing Webmaster ToolsのAI Performanceで別に確かめます。

AI Performanceは2026年2月に公開プレビューとして提供されました。Microsoft Copilot、BingのAIによる要約、一部の提携先で、自社ページが出典として表示された回数を示します。[3]

見られる項目 分かること
総引用数 期間中、自社の内容がAI回答の出典として表示された回数
ページ別の引用数 どのURLがよく引用されたか
グラウンディングクエリ AIが内容を取得するときに使った語句(一部のサンプル)
推移 引用の数が時間とともにどう変わったか

出典:[3]を当社が表に整理

6月には、特定の語句で表示された全引用のうち自社が占める割合を示すCitation Shareや、過去の期間と重ねて比べるCompareも、プレビューとして追加されました。Citation Shareは順位や流入の割合ではなく、競合のドメインも表示しません。[4]

通知後は、更新したページの引用数の推移を、更新日の前後で比べます。ただし、引用の変化は、AIのモデルの変更、他社のページの更新、検索する人の変化にも影響されるとMicrosoft自身が説明しています。[4] 増えたからといって、IndexNowの効果だと断定しないようにします。

三つの記録を分けて並べた関係図(説明用の例)。IndexNowの応答コード、Bing検索での掲載、AI Performanceでの引用数を、更新日の前後で別々に記録する。引用数の変化にはAIモデルの変更、他社ページの更新、検索する人の変化も影響するため、IndexNowの効果と断定しないと注記

記録は三つに分けます。IndexNowの応答コード、Bingの検索での掲載、AI Performanceでの引用数です。AIへの訪問全般の考え方はAIクローラーの違い、AI検索への対策の全体像はAIOとはで説明しています。

よくある質問

Q. IndexNowでGoogleにも通知されますか?
参照した公式FAQの参加先一覧にGoogleは載っていません。Google向けにはサイトマップなど、Googleが案内する方法を使います。
Q. 200が返れば、BingのAI回答に出ますか?
200はURLを受け付けたという意味です。ページを読みに行くか、検索結果やAI回答に使うかは、Bingがその後に判断します。
Q. 自分でキーを設置しないといけませんか?
必ずではありません。CMS、ホスティング、SEOプラグイン、CDNがIndexNowに対応していれば、連携側が自動で通知する場合があります。先に公式ヘルプで確かめます。

出典・参考データ

  1. [1] IndexNow Documentation (IndexNow) — 取得 2026-09-23
  2. [2] IndexNow FAQ (IndexNow) — 取得 2026-09-23
  3. [3] Introducing AI Performance in Bing Webmaster Tools Public Preview (Microsoft Bing) — 取得 2026-09-23
  4. [4] New AI Visibility Insights in Bing Webmaster Tools: Intents, Topics, Citation Share, Compare (Microsoft Bing) — 取得 2026-09-23

この記事を書いた人

水島 翔吾

株式会社kairos 代表取締役 / AgentSignal 開発者

AI クローラー・AI 流入計測と AIO 診断ツール AgentSignal を開発。実測データを元に AI 検索時代の計測と対策を書いています。

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