月約15.8万円→月1580万円超。AI検索経由の売上を伸ばした海外ブランドは、何を書いたのか。

海外の美容・健康ブランドで、AIの回答を経由した月の売上が約1000ドル(日本円で約15万8000円)から10万ドル超(日本円で約1580万円超)に伸びたと支援会社GR0が報告。AIへの質問データをもとに記事の題材を決めた事例と、自社の商品ページで確かめる3つの手順を紹介します。
支援前は月約1000ドル(日本円で約15万8000円)、数か月後は月10万ドル超(日本円で約1580万円超)。AIの回答を経由した売上がここまで伸びたと、支援会社のGR0が報告しています。
美容・健康の商品を直接販売する、海外ブランドの事例です。GR0の幹部の話を、Profoundが事例ページに載せています。
変えたのは、記事の題材の決め方でした。このブランドは、AIへの質問データをもとに、何を書くかを決めました。
AI経由の月間売上は、約15万8000円から1580万円超へ
伸びたのは、AI経由で買われた商品の月ごとの売上です。利益とは別の数字です。
AIの回答を経由した月間売上の2時点(GR0の報告、1米ドル=158円換算)。図の大きさは実際の比率を表しません
では、この数か月でブランドは何を変えたのか。
顧客がAIに聞く質問から、書く記事を決めた
GR0は、ProfoundのAIへの質問データをもとに、このブランドの記事の題材を決めました。
AIへの質問データから記事の題材を選ぶ流れ(実際の記事と質問は非公開)
GR0のケビン・ミラー氏は、このデータがなければ何を書けばよいか分からなかった、と説明しています。
顧客が買う前に抱きそうな疑問から書く内容を選んだ、と読むこともできます(当編集部の解釈)。
実際の記事や質問の中身は公開されていません。
自社の商品ページは、購入前の質問に答えているか
ここからは当編集部の提案です。最初の一歩は、問い合わせでよく届く購入前の質問を1つ選び、自社の商品ページで答えているかを見ることです。
説明用の例:よく聞かれる質問の答えが、ページに書かれているかを見る
- 問い合わせのメールやチャットの記録から、購入前によく届く質問を1つ選びます。
- 該当する商品ページを開き、その答えが文字で書かれているか探します。
- 答えがなければ、配送の規定など社内の根拠をもとに書き足します。配送案内など別のページに答えがあれば、商品ページからそのページへリンクを付けます。
例えば(説明用の例)、次のような組み合わせです。
質問:送料が無料になる条件は?
載せる答え:無料になる購入金額の条件と、対象外の地域があるかどうか
書き足したら、公開中の商品ページを開き直し、質問への答えがそのページで読めるかを確かめます。リンクを付けた場合は、リンク先の該当する説明まで進めるかも見ておきます。
同じ手順で、このブランドと同じ売上の伸びが出るとは限りません。まずは質問1つに、ページで答えられる状態をつくります。
出典:GR0 customer story(Profound)。GR0による報告で、第三者の検証はありません。ブランド名、時期、費用、AI経由の購入の数え方は公開されていません。公開日の記載はなく、2026年9月24日に掲載を確認。
円換算:1米ドル=158円で簡易換算(Twelve Data USD/JPY、2026年9月24日の表示158.09118円)。報告当時のレートとは異なります。
出典・参考データ
- [1] GR0 customer story (Profound) — 取得 2026-09-24
- [2] USD/JPY historical data (Twelve Data) — 取得 2026-09-24
この記事を書いた人
水島 翔吾株式会社kairos 代表取締役 / AgentSignal 開発者
AI クローラー・AI 流入計測と AIO 診断ツール AgentSignal を開発。実測データを元に AI 検索時代の計測と対策を書いています。
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