AIO対策で重点カテゴリーのAI可視性が800%増と報告。研修サービスのHoneが進めたカテゴリー向けブログ施策

Honeは重点カテゴリーのAI可視性800%増、引用シェアほぼ0%から7%を報告した。カテゴリー向けのブログ施策を進め、紹介されたい領域を絞った。
事業全体を紹介する記事はあるのに、今伸ばしたいサービスの比較ではAIに出てこない。そんなときは、会社全体ではなく、一つの商品カテゴリーに絞って調べる方法があります。
研修・コーチングのサービスを提供するHoneは、重点カテゴリーに向けたブログ施策を進め、同カテゴリーのAI可視性が800%増えたと報告されています。Profoundの事例
AIの回答で紹介されるためのAIO対策を、どのテーマから始めるか。その選び方を考える事例です。
Honeの「800%増」と「引用シェア約7%」は何を数えたか
800%増は、Honeが重点的に扱ったカテゴリーでのAI可視性の変化です。同じカテゴリーの引用シェアは、ほぼ0%から約7%へ増えたとされています。Profoundの事例
説明図:重点カテゴリーでの可視性と引用シェアを、別の指標として読む。
800%増を「8倍」と言い換えたり、引用シェアの開始値を0と決めて倍率を計算したりはできません。ここでは元資料の増加率をそのまま使います。
期間は数か月とされ、元の母数や細かな集計条件は公開されていません。売上や申し込みの増加を示す数字ではなく、支援会社が報告したAI回答内の変化です。
成長の要となる商品カテゴリー向けに進めたブログ施策
Honeは、成長に関わる商品カテゴリーへ焦点を当てたブログ施策を進めました。新しい記事と、既存記事の改善を組み合わせています。Profoundの事例
説明図:一つのカテゴリーで、新しい記事と既存記事の改善を組み合わせる。
元資料だけでは、重点カテゴリーの具体名や対象記事の完全な一覧までは確認できません。「管理職研修の記事を何本書いた」といった詳細を補って紹介することはできません。
自社への示唆は、広く会社を説明する記事だけでなく、購入候補を比べる具体的なテーマで情報が足りているかを見ることです。
引用される内容を調べて新規記事と既存記事へ反映した流れ
同社はAI回答を支える引用を調べ、記事の作成と改善へつなげていました。Profoundの事例
自社で引用元を読むときは、見出しの表現をまねるより、そのページが何の疑問に答えているかを見ます。例えば対象者、受講形式、費用の条件、成果の確認方法などです。
質問の答えが既存記事にあるなら、まず見つけやすさや不足している条件を直します。独立した疑問に答えるページがなければ、新規記事を検討できます。これは自社で試すための編集上の提案です。
自社の商品カテゴリーから、集中するテーマを一つ選ぶ
集中するテーマは、「今売りたいもの」と「顧客が選ぶ前に迷うこと」の両方から決めます。
説明図:研修会社なら、売りたい商品と購入前の質問が重なるテーマを選ぶ。架空の例。
以下は、架空の法人研修サービスを使った整理例です。Honeの実際の対象カテゴリーではありません。
| テーマ候補 | 顧客が比べたいこと | 自社で用意する答え |
|---|---|---|
| 新任管理職向け研修 | 現場業務と両立できるか | 時間、受講形式、欠席時の扱い |
| チーム向け研修 | 部署の課題に合うか | 対象課題、事前準備、適さない条件 |
| 個別コーチング | 担当者をどう選ぶか | 選定方法、変更条件、相談の範囲 |
一つを選び、営業で実際に聞かれた質問を並べます。公開資料で答えられる質問、社内確認が必要な質問、まだ提供していない機能への質問を区別してください。
今ある強みを具体的に説明できるテーマから始めると、AIに合わせて未提供のサービスを約束することを避けられます。
テーマを絞った後、AI回答での引用と訪問を別々に追う
テーマを決めた後は、そのテーマの質問とURLをまとめて追います。会社全体の訪問だけを見ると、どの記事の変化か分かりにくいためです。
説明図:質問、記事URL、更新日を記録し、引用とサイト訪問を分けて確認する。
- 対象の質問と利用するAIを決め、変更前の回答を残します。
- 記事を修正した日と、追加した説明を記録します。
- 同じ質問で回答と引用URLを再確認します。
- その記事への訪問、問い合わせは別に数えます。
引用が増えた場合も、顧客が申し込み前に必要とする条件まで伝わっているかを読みます。名前が出ることと、適切な候補として紹介されることは同じではありません。
まずは重点テーマを一つ選び、顧客の質問に答えるページをそろえる。広く書き続ける前に、どのカテゴリーで見つけてもらいたいかを決めてみてください。
よくある質問
- Q. 800%増は売上ですか?
- 重点カテゴリーでのAI可視性の増加です。売上や申し込み件数ではありません。
- Q. カテゴリーはどう選びますか?
- 伸ばしたい商品と、顧客が購入前に尋ねる質問を照らし合わせ、正確な答えを用意できるテーマから選びます。
出典・参考データ
- [1] Profoundの事例 — 取得 2026-09-26
この記事を書いた人
水島 翔吾株式会社kairos 代表取締役 / AgentSignal 開発者
AI クローラー・AI 流入計測と AIO 診断ツール AgentSignal を開発。実測データを元に AI 検索時代の計測と対策を書いています。
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